鎌倉散策|鎌倉駅から源頼朝の墓を目指すウォーキングコース
- ウォーキング時間:約2時間
- 歴史スポットと自然を楽しむ鎌倉散策
鎌倉駅を出発し、源頼朝の墓を目指して寺社や史跡を巡る約2時間のウォーキング記録です。
歴史を感じながら、自然や思いがけない山道も楽しんだ、鎌倉散策を紹介します。
※この記事は2022年秋に歩いた記録をもとにしていますが、現在も同じルートで鎌倉散策を楽しむことができます。これからの季節の見どころも意識しながらご紹介します。
今回歩いた鎌倉ウォーキングルート
鎌倉駅
→ 妙隆寺
→ 宝戒寺
→ 源頼朝の墓
→ 荏柄天神社
→ 鎌倉宮
→ 永福寺跡
→ 瑞泉寺
→(天園ハイキングコース)
→ 浄明寺・報国寺・杉本寺(通過)
→ 鶴岡八幡宮 → 鎌倉駅
鎌倉駅から妙隆寺・宝戒寺へ
日蓮上人辻説法跡と妙隆寺
- 日蓮宗の寺
- 鍋かむり日親上人の逸話
- 無病・長寿の寿老人
鎌倉駅から歩き始め、まずは日蓮上人辻説法跡を見ながら妙隆寺、宝戒寺へ向かいます。
駅からこのあたりまでは徒歩約10分ほどですが、車の往来が多いため少し注意が必要です。
見落としがちですが、途中には日蓮上人が辻説法を行ったとされる史跡があります。



妙隆寺
妙隆寺は日蓮宗のお寺で、日英上人によって開かれました。
無病・長寿の寿老人が祀られています。
第二世の日親上人は、足利幕府に日蓮宗への改宗を求めたことで捕らえられ、焼け焦げた鍋を被せられる拷問を受けたと伝えられています。
そのため「鍋かむり日親」と呼ばれ、境内には修行の跡とされる霊跡も残されています。
このお寺で寒い中、激しい修行をされたことでも有名だそうです。
その「鍋かむり日親上人行法御池之霊跡」があるそうです。
更に、そのまま小町大路を真っ直ぐ歩き続け、宝戒寺に着きます。
宝戒寺
宝戒寺には、病魔退散・財福の神様とされる毘沙門天が安置されています。
ご本尊は子育て経読み延命地蔵尊で、鎌倉二十四地蔵尊の第1番札所とされています。
花の名所としても知られ、特に秋のお彼岸の頃は境内一面に白萩が咲き誇り「萩寺」として親しまれています。
※春は境内の花々や新緑が美しく、ゆっくり散策するのにとても気持ちの良い時期です。
宝戒寺は、北条氏滅亡後、その霊を弔うため後醍醐天皇の命により建立されたお寺と伝えられています。
更に、そのまま小町大路を真っ直ぐ歩き続け、宝戒寺に着きます
宝戒寺|白萩で有名な鎌倉の花の寺
- 毘沙門天と子育て地蔵
- 秋のお彼岸と白萩
- 北条氏ゆかりの寺
宝戒寺は、病魔退散・財福の神様と言われる毘沙門天が安置されています。
ご本尊様は子育て経読み延命地蔵様で、鎌倉二十四地蔵尊の第1番とされているそうですが、
その他、多くの仏様がいらっしゃるということです。
また、花の名所としても有名で、春夏秋冬と四季折々の花を観ることができます。
特に秋のお彼岸には境内中が白萩が咲き、萩寺という名でも親しまれているそうです。

残念ながら今回はこの白萩を観ることはできなかったので、今度の秋には事前に調べてぜひ見に行きたいものです。
宝戒寺は、北条氏が滅んだあと、北条氏の霊を弔うため後醍醐天皇の命により建立されたとのことです。⇩

源頼朝の墓|鎌倉幕府を開いた人物に思いを馳せる
- 階段と静かな空気
- 北条義時の墓
- 頼朝の人生と歴史への想い
- 『鎌倉殿の13人』をきっかけに変わった印象
宝戒寺からさらに10分ほど歩き、ようやく目的地の
源頼朝の墓に到着です。


👆 ちょっと長い階段を登ります
少し長い階段を登ると、木々に囲まれた静かな空間が広がります。
この日は風が強く、木々が大きく揺れ、自然と神妙な気持ちになりました。

敷地内には北条義時の墓も並んでいます。
源頼朝は落馬が原因で53歳という若さで亡くなったとされています。
約20年もの流人生活を耐え抜き、平家を倒して鎌倉幕府を開いた人物。
もし落馬事故がなければ、歴史はどう変わっていたのだろうかと、つい想像してしまいます。
これまで義経びいきだった私ですが、『鎌倉殿の13人』をきっかけに、
後ろ盾のない流人だった頼朝と、地方豪族の次男坊だった北条義時が時代を動かしたことの凄さを実感し、少しずつ頼朝にも惹かれるようになりました。
おち着いて参拝したい方には朝の時間帯がおすすめです。
この後は、すぐ近くの荏柄天神社・鎌倉宮に向かいます。
荏柄天神社と鎌倉宮を巡る
荏柄天神社|鎌倉最古の神社で学問成就を祈願
- 菅原道真
- 日本三大天神
- 受験祈願の参拝者

👆こちらもちょっと長い階段を登ります


荏柄天神社
主祭神は菅原道真で、鎌倉で最も古い神社とされています。
京都の北野天満宮、福岡の太宰府天満宮と並ぶ日本三大天神のひとつです。
境内では、真剣な表情で参拝する若い人や親子連れの姿も見られ、受験祈願の季節らしい光景が印象的でした。
数人の若い人達が、真剣な面持ちでお参りしていました、親子連れでお参りしている人たちもいました、受験祈願でしょうか・・ちょっと微笑ましく感じながら眺めていました。
境内には漫画家清水崑の「かっぱ筆塚」があり、石碑の裏の文字は作家川端康成が毛筆で文字や絵をかいた(揮毫した)とのことです。

👆 かっぱ筆塚
⇩は、1989年に完成した絵筆塚

👆 絵筆塚は漫画家154人の漫画が描かれています。
次に、すぐ近くに鎌倉宮があるので立ち寄ります。

鎌倉宮|護良親王を祀る歴史ある神社
- 土牢
- 亀若丸
- 獅子頭守り
- 身代わり様・厄除け
鎌倉宮
鎌倉宮は、護良親王を祭神とし、明治天皇の勅命により創建された神社です。
1969年に明治天皇の勅命により創建されたとのことで「大塔宮」とも呼ばれています。
本殿裏には、護良親王が幽閉されたと伝えられる土牢が残されています。
鎌倉幕府が滅び、後醍醐天皇が天皇親政を復活し護良親王は征夷大将軍にまでなるも、足利尊氏と対立し捉えられて鎌倉で討たれたが、その際、捉えられ幽閉されたという土牢が本殿の裏に残されています。



境内には「亀若丸」や「獅子頭守り」、「身代わり様」など、厄除けや健康祈願にまつわる見どころが多く、優しい表情の像に心が和みました。

👆「亀若丸」
健康と長寿を願って下にある亀を撫でて、なでたら折り鶴ひとつどうぞ、と、亀と鶴で健康長寿ということです、可愛いです (*^_^*)

👆鎌倉宮のおまもり「獅子頭守り」
七五三のお祝いに子供の成長を見守りながら、よくないもの、いらないものを食べてくれる「子供獅子頭守り」で可愛い獅子頭です。

👆 拝殿の右奥にある「身代わり様」
護良親王の身代わりになって親王の鎧を着て身代わりになったとのことです。厄除け、病気平癒を祈願する場所となっています。自分の身体の悪い部分と同じ場所をさすることで、身代わりになって病気回復に繋がると言われています。

👆とても優しいお顔の武将です。
⇩ 役割り石
石のかけらに息を吹きかけ、役割り石に当てて厄を祓うそうです。

次に5分ほど歩いて、永福寺跡(ようふくじあと)に向かいます。
永福寺跡|源頼朝が築いた壮大な寺院跡
- 浄土式庭園
- 広大な史跡
- 当時の姿に思いを馳せる
永福寺跡|源頼朝が築いた壮大な寺院跡
永福寺跡は、源頼朝が建立した寺院のひとつです。
1405年に焼失しましたが、周囲の山林や谷戸を含む広大な敷地が史跡に指定されています。
かつては二階堂や阿弥陀堂が並び、池を配した浄土式庭園が広がっていたそうで、当時の姿を想像しながら歩くのも楽しい時間でした。
⇩ 当時の建物を観たかったです
二階堂、薬師寺、阿弥陀堂が立ち並び、堂の前には池を配置し浄土式庭園が広がっていたそうです。



永福寺跡を過ぎて、天園ハイキングコース瑞泉寺口通って、瑞泉寺に向かいます。

瑞泉寺と天園ハイキングコースの思わぬ冒険
瑞泉寺|岩庭が美しい名刹
- 国指定名勝
- 書院庭園の起源
- やぐら群

天園ハイキングコースで山歩き体験
- 想定外の山道
- ポールが欲しくなる道
- 浄明寺近くへ下山
瑞泉寺と天園ハイキングコースの思わぬ冒険
永福寺跡を過ぎ、天園ハイキングコース瑞泉寺口から
瑞泉寺へ向かいます。
瑞泉寺へ続く参道は緩やかな階段が続き、両脇の木々が美しく、森林浴をしているような気分になりました。
※新緑の季節は、参道の緑がいっそう美しく、特におすすめです。
本堂裏には、岩盤を削り出した岩庭があり、国の名勝に指定されています。
この庭は書院庭園の起源ともいわれ、裏山にはやぐら群(「お塔やぐら」「瑞泉寺、群」も残されています。

この後は、いったん来た道を戻り、浄明寺、報国寺、杉本寺を過ぎて鶴岡八幡宮→小町通りをぬけて鎌倉駅に到着し帰宅したのです、が・・
しかし、この瑞泉寺からの戻り道で、またもや山歩き感満載の冒険をして、いきなり浄明寺の近くに降り立ったのです。
瑞泉寺を出てすぐ近くに天園ハイキングコースの入り口があり、そこから山道を歩いたのですが、これが結構、大変な道でポールを持参しなかったことをつくづく後悔しながら歩いていました。
👇 なかなかの冒険でした(;’∀’)





想像以上に本格的な道で、ポールを持ってこなかったことを後悔しながら進み、結果的に浄明寺近くの一般道へ下り立ちましたが・・・でも、なんとなくスリル感、ちょっと楽しかったかもしれません😅
※これからの季節は気温が上がるため、水分補給と滑りにくい靴は必須です。無理のないペースで歩くことをおすすめします。
さすがにここまで歩いて約2時間、この後の浄明寺・報国寺・杉本寺をゆっくり観ることはきつくて、今回はただ通り過ぎるだけにして鎌倉駅を目指しテクテク歩いて帰ったウォーキングでした(;^_^A
今回の鎌倉ウォーキングまとめ
- 約2時間の歴史散策
- 永福寺跡でのんびり
- 春・秋がおすすめ
山道に行くなら手袋・ポール・歩きやすい靴必
今回の目的は、源頼朝の墓を経由する約2時間のウォーキングでした。
永福寺跡では、池の周りをゆっくり歩いたり、ベンチで休憩したりと、想像以上にのんびりとした時間を過ごすことができました。
今回は秋でしたが、春には花や新緑が美しく、より気持ちの良い散策が楽しめそうです。
お弁当や水筒を持って出かけるのもおすすめです。
また、私たちのように少し山道や切り通しを歩く場合は、手袋・ポール・歩きやすい靴を準備すると安心です。
最近は、街歩きと軽いハイキングを組み合わせた鎌倉散策を楽しむ人も増えているようです。
季節に合わせた装備で、無理のない範囲で鎌倉歩きを楽しんでみてください。

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