信州、長野と言えば、どこを歩いても自然を満喫できるトレッキング・ハイキング・登山コースがいっぱいです。
今回は夏の上高地の絶景に癒されたハイキングの体験です。
沢渡(さわんど温泉)→大正池→田代湿原・田代池
沢渡(さわんど)にある上高地ホテルを朝9時に出て、すぐ近くのバス停から大正池までバスで移動します。
この間、約30分ほどです。
この日は平日でホテルなどもお客さんは少なかったですが、バスには途中から人が次々と乗ってきて、それなりに、いっぱいになってきました。
大正池バス停から階段を下りていくと、すぐ目の前に大正池の素晴らしい景色が飛び込んできます。
絶景です!
この池は、大正時代に焼岳の噴火によって一夜でできた池だそうです、だから今でも池の底には以前の森が沈んでいるとされているそうです。
何か不思議な神秘的な景色です、ここにも地球と自然の力、歴史を感じながらぼうっと眺めていました。
青空に白い雲が浮かび、目の前には緑の焼岳、そして透き通った水面、その下には、かつての森が・・・もうこの場所だけでも最高!と。
まだまだ、これからというのに、暫くはその場所で目の前の絶景に目を奪われていました。
そして、原生林と湿地の中を、田代湿原と田代湖に向かって歩き始めました。
道は整地されているのでとても歩きやすいです。
ときおり小鳥のさえずりを聞きながら新鮮な空気の中を、緑に癒されながら歩いていました。
そして、田代湿原・田代池に到着です。
またもや、なんとも言葉にできない美しい自然の光景です
この湿原は、池の正面に見える六百山や霞沢岳の山々に積もった雨が伏流水となって田代池に湧き出ているそうです。そして池の底に積もった枯れた水草などが少しずつ積もったり、大雨で大量の土砂が流れ込んで、池の大部分が湿原化したそうです ⇩
ここまで、ゆっくり歩いてほんの30分ほどの距離ですが、この日は最高に良いお天気で、上高地と言えども時間と共に陽が射してくると暑いくらいだったので、この辺でちょっと一休みして、今度は河童橋を目指して道は「梓川コース」と「林間コース」がありますが、梓川沿いを歩くことにしました。
左側に梓川の流れ、右側には緑の森林、この時は人もまばらで、もう最高のパワースポットですヾ(≧▽≦*)o
穂高連峰眺めながら田代橋・穂高橋を渡って、少し歩くと、ウェストン・レリーフに到着しました。
写真がブレてしまった(;^_^A 👆
道は整地されているのでとても歩きやすいです。
👆 ここはかつて明治時代に、日本アルプスの素晴らしさを世界に広めたイギリス人の宣教師ウォルター・ウェストンさんの偉業を讃えた場所だそうです。
日本アルプスの素晴らしさを、著書「日本アルプスの登山と探検」で世界に紹介されたそうです。
そしていよいよ河童橋が見えてきました。
時間はちょうどお昼12時過ぎです、このあたりまで来ると人も多く賑やかです。
ベンチでソフトクリームとアップルパイなど食べて一休み
そして河童橋を渡ってビジターセンターで少し休憩してから帰りのバス停に向かいました。
ちょうど朝9時半頃から歩き始めて、ゆっくり歩いて約2時間ほどのハイキングでした。
帰りは車を預けてあった上高地ホテルに戻り、ホテルの温泉でも良かったのですが、せっかくだから違う温泉を、と、そのまま近くの日帰り温泉、さわんど温泉湖畔の湯で筋肉の疲れと汗をさっぱり流して帰路へと車を走らせました。
帰路はさほどの渋滞もなく、4時間ほどで帰宅できました。
前日は早朝から車で約5時間ほどかけて、私の実家(富山県)まで行き、お墓参りして、その日の夜は上高地ホテルで宿泊して、翌日は2時間ほどのハイキングでしたが、車の長時間運転による疲れも、歩き疲れた筋肉の疲れも、上高地での自然のパワーと温泉で心身共にリフレッシュ、元気に帰ってきました。
まとめ
初めて上高地をハイキングしてきましたが、今回歩いた道はすべて整地されているので、とても歩きやすく、トイレも所々に数か所あるので、ハイキングが初めての方や、シニア層はもちろん、普段あまり歩くことが無い方でも安心して歩くことが出来ます。
今回は夏の上高地でしたが、これから、いよいよ秋の紅葉の季節です。次回は秋に訪れたい、春も訪れたい、そして今度は河童橋から明神池、その先をもっともっとたくさん歩いてみたいと思いながら帰りました。
上高地で自然を満喫!パワーを満喫!のハイキング、是非、お勧めしたいです。
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