トレッキング初心者へ秋にお勧めの関東日帰りコース

関東

秋、今年も紅葉の綺麗な季節が近づいていますね、ハイキングやトレッキングは初めてだけど、どこか紅葉の綺麗な所へ行きたい、でも、あまり遠くへ行くのは難しい、どこか近場で良い所はないかしら・・と探していらっしゃる方に、関東圏内で初心者でも安心して歩ける紅葉の綺麗な自然を満喫できるコース3か所を、ご紹介いたします。

秋の高尾山はトレッキング初心者にも人気の観光スポット

高尾山は東京都八王子にある、東京から電車で1時間程度で行ける山です。山は標高599メートルで、初心者や子供でも山頂まで行ける低山です。

高尾山山頂までの登山コースは、

6コース(1号路・2号路・3号路・4号路・5号路・6号路)とありますが、初心者の方には1番優しい1号路がお勧めです。

高尾山口駅から高尾山山頂までの道順

高尾山口駅→高尾山駅→さる園→タコ杉→浄心門→男坂・女坂→薬王院→高尾山山頂

高尾山口駅から徒歩5分程度でケーブルカー乗り場の清滝駅に着きます。そこから高尾山駅までケーブルカーを利用しても良いですが、紅葉の季節などは混雑することが多いので、歩ける方は高尾山駅まではゆっくり歩いて1時間近くかかりますが、道も舗装されていて歩きやすい道ですから、普通のスニーカーでも楽に歩けます。ケーブルカーに乗らずに歩いてみてはいかがでしょうか。

私も普通のスニーカーで歩きましたが、革靴で歩いている方もいらしゃいました。

👈 普通のスニーカーで全く問題なく歩きました

 

ここから頂上までも比較的歩きやすいですが、この間にトイレは無いので、高尾山駅を出る時にすましておいた方がいいです。

所々に、さる園タコ杉などと面白いものもありますが、浄心門からは男坂・女坂を経て薬王院につきます、

浄心門

 

 

 

 

👈浄心門

 

浄心門を出て、男坂もしくは女坂を歩いていくと薬王院に着きます。

ちなみに、女坂の方が歩きやすいです。当然、私達は女坂を歩きました(笑)

薬王院の山門を入るとすぐに天狗様の像があります。

薬王院

薬王院

この間も比較的歩きやすくて、時間も20~30分ほどの距離です。

薬王院から山頂まで約30分

王院から山頂へは、境内の長い階段をいくつも登り、境内を抜けると、舗装してない山道で起伏のある道になりますが距離は短いです。
そしてようやく山頂に到着です。

とっても気持ちの良い素晴らしい景色です。

帰り(下り)は別のコースで

帰り(下り)は来た道と同じ道よりも違った道で、浄心門から3号路を歩いてみました。

こちらのコースは舗装されていませんが、濃い緑に囲まれて細い道や階段もありますが、まさに山の中を歩いている、という楽しさを味わえます。歩きにくい場所は全くなく、初心者でも楽しく歩くことができます。

 

低山ですが日本百名山の1つ、初心者に人気の筑波山トレッキング

 

筑波山は茨城県にある標高877メートルと低山ですが、日本百名山の1つです。

初心者でも気軽にトレッキングできる山としてとても人気があります。

東京からつくばエクスプレスで50分ほどでつくば駅に着き、そこからシャトルバスで(49分)筑波山神社入り口からスタートします。

この後はトイレが無いので、ここで済ませておいた方が良いでしょう。

 

コースは、先ずは、男体山山頂を目指すか、女体山山頂を目指すかを決めます。

その後、御幸ヶ原コース・迎場コース・白雲橋コース・おたつ石コース・自然研究路・山頂連絡路と6つのコースの、どのコースを歩くかを事前に決めていきますが、

ここで迷ってしまいましたが、とりあえず女体山山頂を目指すコースにしました、トレッキング初心者の方には良いコースかと思います。

迎場コース→ロープウェイもしくはおたつ石コース→女体山山頂へ

迎場コースは比較的楽な歩きやすいコースを約40分歩き、「つつじが丘駅」まで到着すれば、その後はロープウェイで女体山山頂を目指すこともできます、また、そのまま、おたつ石コースを歩いて山頂をめざしてもいいですね。

白雲橋コースをゆっくりと約2時間近くかけて登り、女体山山頂へ

ちなみに、御幸ヶ原コースは、男体山山頂を目指すルートで、ほぼケーブルカー沿いに登りますが、比較的険しいコースです。

山頂連絡路で、女体山山頂から男体山頂へ

男体山と女体山の中間にあるロープウェイの執着駅「御幸ヶ原」で、ここから男体山までは約15分ほどですが、ここでは、ツツジやカタクリの群生地なども見ることができて、山野草やお花の好きな方には嬉しいコースです。

自然研究路は体山頂付近を約1時間ほどかけて周遊するルートです

山頂までは歩けば初心者には少しキツイかもしれませんが、ロープウェイを利用すれば、時間的にもゆっくりと1時間ほどの、このコースを散策することができます。

こちらのコースでは筑波山の自然観察が楽しめますが、途中、少しだけ急勾配の階段があったりしますが、足元に気を付けて歩けば大丈夫です。

帰り(下山)は、今度は男体山から御幸ヶ原コースを歩いて下りてきました、もし歩き疲れたときは、そのままロープウェイも利用できるので安心です。

筑波山では、ロープウェイを利用しながら無理のないトレッキングで、自然のパワーを満喫できます。

この秋、紅葉の季節におすすめです!

 

歴史を感じながら鎌倉アルプス天園コースをトレッキング

鎌倉アルプスとも言われる鎌倉天園コースは、東京から1時間ほどで歴史を感じながら、初心者でも楽しめるハイキング・トレッキングコースです。

決して標高は高くはありませんが、所々歩きにくい岩場もあるので滑りにくい靴や服装など、最低限の準備をしていれば初心者でも安心して歩けます。

距離としては約2時間程の距離です。

コースを順にご紹介します。

JR北鎌倉駅→徒歩15分で建長寺(拝観料500円必要)→歩10分→半増坊入口→歩10分→勝上けん→歩5分→十王岩→歩25分→大平山→歩15分→天園→歩15分→貝吹き地蔵→歩20分→瑞泉寺側の登山口→歩10分→鎌倉宮(大塔宮)→バスで鎌倉駅へ。

北鎌倉の建長寺、もしくは、今泉台住宅地入り口からスタート!

建長寺の裏山が、天園ハイキングコースのスタートなので、ここからスタートするには、拝観料(500円)を納めて建長寺の境内に入ります。
建長寺は、鎌倉五山、第一位のお寺ですから、せっかくなら境内の奥の方へと進んでいき綺麗な紅葉を楽しみながら進んでいくといいですね。

また、建長寺を通らないで北鎌倉駅から歩いて20分ほどの今泉台住宅地入り口からスタートする方法もありますが、私達も初めてこの入り口から入った時は少しわかりにくかったので、初心者の方には建長寺から入る方が良いかと思います。

半僧坊道→勝上けん展望台→大平山→転園→瑞泉寺

建長寺の裏山を歩いていくと中腹に「半僧坊はんそうぼう」が祀られている所がありますが、ここまでの「半僧坊道」は穏やかな散歩道ですが、その先に約200段の石段があり、そこを登ると「半僧坊」に到着します。

ここは、たくさんの天狗?鳥?、烏天狗(からすてんぐ)がいます。

「半僧坊」から少し歩くと、「勝上けん展望台」があり、展望台からは、鎌倉の街並みと海や建長寺の大伽藍(がらん)を眺めることができます。

このまま歩き続けて30分ほどで、大平山に到着します。

ここまで少し岩場の個所もありますが、それを過ぎれば大平山の開けた場所に到着します。

北鎌倉駅を出てから1時間近くたっているので、この辺で一休みするのもいいです。
時間帯によっては、ここでお弁当を広げてもいいですね。

少し歩いた先にはトイレもあるので安心です。

大平山から5分ほど歩くと、天園に到着します。

花のお寺「瑞泉寺」

この後は、まっすぐ「瑞泉寺」方向へ向かってゆっくりと40分ほど歩くと瑞泉寺の裏手に出ます。

瑞泉寺は花の寺として有名なお寺です。四季折々のお花が咲いてますが、秋には紅葉の他に、萩や芙蓉、シュウメイギクなども見ることができます。

また、庭園は国の指定名勝とされているそうで、不思議な美しさを感じました。是非、見て頂きたいです。

 

トレッキングの終わりに、ゆっくりとお花や庭の風景に癒されていくのも良いですね。

ちなみに鎌倉の紅葉の時期は10月下旬から12月中旬のようです。

瑞泉寺から10分ほど歩くと鎌倉宮(大塔宮)に着くので、そこからバスで鎌倉駅に向かうと良いでしょう。

まとめ

関東圏で気軽に日帰りできるトレッキング・ハイキングコースは他にもたくさんありますが、今回は特に、普段から殆ど運動しない、体力に自信がないと仰る初心者の方でも安心して歩けるお勧めの3か所をご紹介しました。

3か所とも、決して標高も高くないので服装もあまり気にすることはありませんが、しかし、低山とは言え、山の気候はいつ変わるかわかりません、最低でも歩きやすい靴と服装、また所によっては岩場もあるので、できればポールも1本だけでもあった方が良いでしょう、もし無ければ、ちょっと岩場につかまったりすることもあるでしょうから、怪我などしないように手袋など持っていくと良いと思います。

その他、飲料水など、最低限の準備はしていった方が良いでしょう。

トレッキング・ハイキングは1年中、四季を通して楽しむことができます。これから秋になれば、どこも紅葉が美しい季節です。

ぜひ、これを機にトレッキング・ハイキングが初心者の方も、山・高原などに歩いてみて頂きたいです。

 

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