今回は、一昨年の秋に広島を旅行した際に訪れた尾道としまなみ海道をご紹介します。
この旅では、行きは飛行機を利用し、広島空港からレンタカーで観光をスタートしました。
帰りは久しぶりに新幹線に乗りたいという主人の希望で、新幹線で帰宅することにしました。
初日の目的地は、しまなみ海道と尾道です。
空港を出た頃から空はどんより曇り空。
尾道へ向かう途中には雨が降り始め、「そのうち晴れるだろう」と話していたのですが、予想に反して次第に強い雨になっていきました。
そんな雨のなか到着したのが尾道の「千光寺公園」です。
嬉しいことに千光寺公園に着いた頃には多少曇ってはいたけど、雨がやんで傘をささずに歩くことができました。
実は私にとって尾道は特別な思い出のある場所でした。
亡き父は貨物船の船員として働いており、子どもの頃によく「今、尾道に寄港しているよ」と電話をくれました。
小学校高学年の頃に一度、母と一緒に富山から列車を乗り継いで尾道を訪ねたこともあります。
因島で過ごした穏やかな時間、初めて食べたネーブルオレンジの美味しさ、そして地元でいただいた魚料理の思い出は、今でも心に残っています。
いつかもう一度、この尾道と因島を訪れてみたい。
そんな思いを長年抱いていたのでした。
まずは「大浜パーキングエリア」で昼食をとり、その後は因島をゆっくり一周しました。

大浜パーキングエリアフードコートから見た大浜の町並みと布刈瀬戸の景色
「しまなみ海道」をそのまま進むと今治方面へ向かうため、この日は宿泊地である三原へ戻る予定でした。
その途中で立ち寄ったのが「千光寺公園」です。
展望台からは尾道水道や尾道の街並み、新尾道大橋、そして造船所の風景が一望できます。
眼下に広がる造船所を眺めながら、
「父はこの場所で船の整備を待っていたのだろうか」
「長い航海のあと、この景色を見ていたのだろうか」
そんなことを考えていました。
子どもの頃には想像もしなかった景色を、大人になった今、父の記憶と重ねながら眺める時間はとても感慨深いものでした。

父の仕事を思い出しながら眺めた尾道の港
千光寺公園は尾道観光の定番スポットです。

坂の町として知られる尾道の風景
電車を利用する場合は、尾道駅からロープウェイで山頂へ向かい、展望台PEAKから瀬戸内海や尾道水道を眺めることができます。
周辺には尾道市立美術館や文学のこみち、千光寺、猫の細道など見どころも多く、ゆっくり歩いて巡るのもおすすめです。
私たちは車で訪れたため、千光寺公園駐車場(有料)を利用しました。
ちょっとわかりにくい駐車場なので、もし車を利用される方であれば参考にご覧ください
展望台からの景色を楽しみながらゆっくり散策した後は、その日の宿であるホテルルートイン三原駅前へ向かいました。
こうして広島旅行の初日は終了です。
父との思い出をたどる尾道の時間を過ごしながら、翌日に訪れる世界遺産・宮島と厳島神社への期待を膨らませつつ、ゆっくり休むことにしました。

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