草津温泉と鬼押し出し園へ|1泊2日ドライブで見つけた温泉と散策の楽しみ

草津温泉の湯畑 温泉・旅行

思っていたのとは、少し違う旅になりました。

今回は、草津温泉へ1泊2日のドライブ旅行に出かけてきました。

もともとは、草津温泉スキー場の天狗山から白根山方面へ軽くトレッキングをしてみようと思っていたのですが、実際に訪れてみると、思っていたのとは少し違う展開に。

有名な湯畑の景色ももちろん印象的でしたが、それ以上に、期待していなかった場所での散策や、特別に豪華ではない宿でも十分に満足できたことなど、改めて「旅の楽しみ方」を感じる時間になりました。

今回は、そんな草津温泉での温泉と散策の様子を、ゆっくり振り返ってみたいと思います。

ただ、スキーシーズン以外に訪れるのは初めて。
よく考えてみると、ここにスキーで通っていたのはもう30年近く前のことです。

久しぶりに訪れた天狗山のゲレンデは、すっかり様子が変わっていて、緑の広がる明るい広場に。
マウンテンカートやパターゴルフなどを楽しめる場所になっていて、当時の面影とはまるで違う景色に少し驚きました。

草津温泉スキー場天狗山のグリーンシーズンのゲレンデ風景

5月中旬の草津温泉天狗山のゲレンデの風景です。

新しくできたレストハウスも、大きなテラスやスロープがあって開放的で、ゴンドラ乗り場とも直結。
昔のスキー場のイメージとは違い、ずいぶんとお洒落な雰囲気になっていました。

さらに、ワイヤーロープを使って滑り降りるアクティビティもあり、空を飛ぶように楽しんでいる人たちの姿が印象的でした。

草津温泉スキー場天狗山のジップラインアクティビティ

想像以上にスピードが出ていて、見ているだけでも楽しそうでした

そんな景色を眺めながら、まずはゴンドラで山頂へ。
そこから白根山方面へ歩く予定だったのですが…

残念ながら現在は、噴火警戒の影響で通行止めとのこと。

予定を変更して、この日は草津温泉の湯畑周辺をゆっくり歩くことにし、そのまま宿に向かうことにしました。

草津温泉の湯畑周辺を見学

さて、草津温泉スキー場・天狗山をあとにして、車で草津温泉の中心地「湯畑」へ向かいます。

タウンマップを見ながら無料駐車場を探したのですが、温泉街の道は思っていた以上に細く、観光客も多くて少し苦戦…。

ようやく、メインエリアから少し離れた「温泉門」近くに駐車できました。

草津温泉温泉門の外観

温泉門のすぐそばには足湯があり、「こんな場所にも?」と話しながら、そこから湯畑へ向かって歩いていきます。

温泉門の脇にある足湯

数分歩くと、大きなバスターミナルが見えてきて、さらに信号を渡って5分ほど。
ようやく観光名所の湯畑に到着しました。

白幡の湯や光泉寺、色とりどりの和傘が飾られた風景などを眺めながら歩いていくと、

草津温泉和傘の舞

湯畑周辺に飾られていた色鮮やかな和傘

目の前に広がるのは、まるで滝のように流れ落ちる温泉。

草津温泉湯畑の全景と湯樋

草津温泉湯畑の流れ落ちる温泉の様子

「ああ、これがよく見る草津の湯畑なんだ」と思いながら、写真を撮って少しひと休み。

有名な観光地ですが、どこか“見慣れた風景”のようにも感じて、不思議と落ち着く場所でした。

その後は、ホテル一井の脇を通り、温泉街をゆっくり散策。
昔ながらの旅館やお土産店が並ぶ中、私たちはやっぱり和菓子に目がいってしまいます。

ホテル一井のお土産物屋さんでは、饅頭や私の大好きな、かりんとう饅頭、ごま福餅、花豆の甘納豆などが並んでいて、見ているだけでも楽しい時間でした。

「さて、このあとどうする?」と話しながら、まだチェックインには少し早かったので、「西の河原公園」まで歩いてみることにしました。

西の河原公園で温泉の流れと緑に癒される

ここで、思いがけない場所に出会いました。
それが「西の河原公園」です。

川のように見える流れに近づいてみると、なんと流れているのは温かいお湯。
地面を伝う水もすべて温泉で、思わず驚いてしまいます。

西之川原公園の足元に流れるお湯に驚く様子

足元にもお湯が流れていれ驚く姿

すぐそばには足湯があり、何人もの人がゆっくりと足を浸けてくつろいでいました。

西の河原公園の足湯

足湯でのんびり過ごす人たち

整備された遊歩道を歩いていくと、お湯の流れを挟んで広がる新緑と、ところどころに見えるオレンジ色の花。
この景色がとても心地よく、気がつけば同じような写真を何枚も撮っていました。

西之川原公園の湯の川の流れ

川のように見えて、すべて温泉のお湯

西之川原公園の湯川と深緑

新緑と温泉が一緒に楽しめる不思議な風景

途中にはいくつも足湯があり、この日はお天気にも恵まれ、やわらかな陽射しと涼しい風の中で、のんびりとした時間が流れていきます。

温かいお湯に触れながら歩くこの感覚は、まさに“予想外の贅沢なウォーキング”。
気づけば、ここで2時間近くも過ごしていました。

帰り際にはお店で佃煮などを買い、「さあホテルへ」と思ったのですが……

実はここから駐車場までがなかなかの距離。
特に後半のバスターミナルから温泉門までのゆるやかな上り坂は、思った以上にこたえて、少し息を切らしながらようやく到着しました。

この日の歩数は9,933歩、距離にして約6.4km。
思いがけず、しっかり歩いた一日になりました。

このあと、予約していた「伊東園ホテル 草津」へ向かいます。

そしてここでも、これまでとは少し違う“旅の楽しみ方”に気づくことになります。

これまでとは少し違う旅の楽しみ方

今回宿泊したのは、草津温泉の「伊東園ホテル草津」。

ゆこゆこで見つけて予約しました。

これまでの私は、どちらかというと「豪華ではなくても少しお洒落で、洋室のホテル」が好みでした。
ですが今回は、リーズナブルな価格で、久しぶりの和室。畳に布団というスタイルも新鮮に感じました。

食事はバイキング形式で、特別に豪華というわけではありませんが、いわゆる“よくある内容”。
ただ、この価格帯を考えると十分で、どれも美味しくいただけました。

そして、やはり一番良かったのは温泉です。

普段は長湯をするタイプではないのですが、ここ数年で温泉の良さを感じるようになり、特に朝や夕方の露天風呂が楽しみになっていました。

この日の到着は午後4時頃。
まだ明るい時間に入った露天風呂は、決して広くはないものの、木々の間から差し込む陽射しと、やわらかな風がとても心地よく、まるで温泉に浸かりながら森林浴をしているようでした。

「なんて気持ちがいいのだろう」と思わず声に出したくなるほどで、今回の旅の中でも、いちばんのご褒美のような時間でした。

レストランでは中庭に面した席に座り、緑の景色を眺めながらの食事。
夕方は比較的静かでしたが、翌朝の朝食ではツーリングの方たちの姿も多く見られ、楽しそうな雰囲気が印象的でした。

今回は「温泉に入ること」と「観光や散策を楽しむこと」が目的だったので、宿は気軽に泊まれる場所で十分。
そういう意味では、とても合っていたように感じます。

実際、館内には同じように“旅そのものを楽しむ”雰囲気の方が多く、どこか気楽で心地よい空気が流れていました。

急に決めた旅行でしたが、結果的に、宿は豪華さよりも「気軽さ」や「自分の過ごし方に合っているか」が大切なのだと気づくことができました。

草津温泉にはさまざまな宿があるので、目的に合わせて選ぶのも楽しみのひとつだと思います。

私は普段は楽天トラベルを利用することが多いのですが、今回はゆこゆこで見つけて予約しました。

こうして宿の選び方ひとつでも、旅の楽しみ方が少し変わるのも面白いところですね。

次に訪れるときは、どんな宿にしようか考えるのも楽しみのひとつです。

草津温泉の宿を探してみる👇

翌日は鬼押し出し園でのんびりウォーキング

翌日も朝からとても良いお天気。
ここ数日は気温も高く、夏のような陽気でしたが、風が心地よく、とても過ごしやすい日でした。

前日は久しぶりによく歩いたのですが、数年前から気になっていた膝の痛みも、この日は不思議と気にならず。
おそらく、前日の温泉で温かいお湯と水を交互に浴びたことで、血流がよくなっていたのかもしれません。

最近は自宅でも、疲れたときに温かいお風呂と水シャワーを交互に繰り返すことで、脚の疲れや膝の違和感が軽くなることがあり、改めて温泉の良さを感じました。

さて、この日は宿をゆっくり出発して、「鬼押し出し園」へ向かいます。

実際に歩いてみると、ここもまた予想以上に楽しく、ちょうど良いウォーキングコースでした。

浅間山の噴火によってできた独特の地形は、想像していた以上に迫力があり、まずその景色に驚かされます。

浅間山と鬼押し出し園の溶岩地帯の風景

岩の形もそれぞれ個性的で、動物のように見えるものがあったり、

鬼押し出し園のゴリラ岩と遊歩道の風景

まるで横からみるとゴリラのようです。

岩の割れ目から松の木や花が顔を出していたりと、

鬼押し出し園の石割の松と溶岩地帯の自然

自然の力強さと面白さを感じる場所でした。

コースはゆっくり歩いて40〜50分ほど。
無理なく楽しめる距離で、散策にはちょうど良いと感じました。

途中にある浅間山観音堂では、健康に感謝しながら鐘をひとつ。

ちなみに、かつてジョン・レノンのファミリーも訪れたことがあるそうで、写真を見るとサンダル姿だったのが少し印象的でした。

この日は高山植物の見頃には少し早かったのか、あるいは気温の影響もあってか、いくつかの花はすでに終わりかけていましたが、ツツジ(トウゴクミツバツツジ)はとてもきれいに咲いていました。

鬼押し出し園に咲くトウゴクミツバツツジと溶岩の景色

鬼押し出し園で咲く鮮やかなツツジと溶岩の景色

また、ヒカリゴケも見ることができましたが、思っていたより小さくて、少し探すのに苦労しました。

思っていた以上に、自然の中を気軽に楽しめる場所でした。

まとめ

今回の旅は、当初予定していた白根山までのハイキングができず、思いがけず予定変更となりました。

有名な草津温泉の観光ももちろん楽しみましたが、それ以上に印象に残ったのは、期待していなかった「西の河原公園」での散策でした。
温かいお湯が流れる風景の中を歩き、自然と温泉を同時に感じられる時間は、今回の旅の中でも特に心に残るひとときとなりました。

また、宿も豪華さではなく、気軽に過ごせることの良さを改めて実感。
特別な料理でなくても、温泉と自然、そしてその土地の空気を味わうことで、十分に満たされる旅になるのだと感じました。

さらに翌日は、「鬼押し出し園」でのウォーキング。
浅間山の風景と、ユニークな岩や草花、新緑の中でとても気持ちの良い時間を過ごし、改めて健康のありがたさに感謝することができました。

予定通りにいかなくても、その中で見つかる楽しさがある。
今回の旅は、そんなことを教えてくれた、印象深い草津の旅となりました。

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