北鎌倉・浄智寺を歩く|鐘楼門・布袋尊・やぐらと葛原岡ハイキングコース

鎌倉散策・ウォーキング

こんにちは。先日、北鎌倉駅からほど近い東慶寺を久しぶりに訪れた際、近くにある浄智寺にも立ち寄ってみました。

どちらも数年ぶりの訪問でしたが、変わらず多くの参拝者でにぎわう、北鎌倉を代表する人気の寺院です。

今回は、以前よりもう少し詳しく、浄智寺の魅力や見どころをご紹介したいと思います。

浄智寺は、北鎌倉駅から徒歩約9分。国道21号線を円覚寺とは反対側へ進んだ場所にあり、東慶寺からも徒歩5分ほどで訪れることができます。

浄智寺は、鎌倉五山第四位に数えられる格式ある禅寺。創建は1281年、北条氏の時代に建立されたと伝えられています。

当時の鎌倉は、北条氏による執権政治が確立していた時代で禅宗が大きく栄え、中国(宋)から渡来した僧も多かったことから、境内には宋風の影響を感じられる建築や文化が残されています。鐘楼門や本堂にも、その面影を感じることができます。

浄智寺の山門へ向かう前に、まず目に留まるのが「甘露ノ井」。

石橋の脇にひっそりとある井戸で、**鎌倉十井(かまくらじっせい)**のひとつに数えられています。

かつては「甘く、不老不死の水」とも伝えられ、人々に親しまれていたそうですが、現在は飲用はできません。

鎌倉十井とは、水に恵まれなかった時代の鎌倉で、貴重な湧水として大切にされてきた十の名井戸のこと。

こうした歴史に触れられるのも、浄智寺散策の面白さのひとつだと感じます。

鎌倉十井とは、鎌倉に伝わる十の名井戸のことで、詳しくは、鎌倉観光公式ガイドで紹介されています。

浄智寺の甘露ノ井

浄智寺を象徴する鐘楼門へ

浄智寺の鐘楼門

甘露ノ井の小さな橋を渡り、緑に囲まれた石段を上ると山門があります。

その先、拝観受付を過ぎると、目の前に現れるのが浄智寺を象徴する鐘楼門です。

初めて見たときは、正直、

「えっ、日本のお寺じゃないみたい…中国のお寺みたい」

と驚いたのを覚えています。

茅葺き屋根と宋風の意匠を持つこの門は、中国から渡来した僧たちの影響を今に伝えるもの。

今回は、鎌倉時代にこの地を歩いた僧侶たちに思いを巡らせながら、門を眺めていました。

笑顔に迎えられる布袋尊

鐘楼門の手前から右手へ進むと、布袋尊へ向かう道があります。

途中には茶室や小さな祠もあり、のぞき込むと奥にはやさしいお顔の観音様が祀られていました。

短い階段を上ると、空へ伸びるような大木が立ち並び、その先に有名な布袋尊が姿を現します。

福徳円満のご利益があるとされ、お腹をなでると元気をもらえるともいわれています。

実際に見てみると、お腹の部分は多くの人に撫でられたためか、つるつると光って見えたのが印象的でした。😄

浄智寺の布袋尊

静かに残る「やぐら」

その後は、道なりに「やぐら」と呼ばれる、岩肌を掘って造られた祠を見て歩きました。
身分の高い人の供養や墓として使われたともいわれ、鎌倉らしい歴史遺構のひとつだなぁ…と感じながら眺めていました。

浄智寺のやぐら

本堂・曇華殿へ

竹や木々に囲まれた道を進むと、最後に本堂**曇華殿(どんげでん)**に到着します。

神奈川県の重要文化財にも指定されており、堂内には阿弥陀・釈迦・弥勒による木造三世仏座像が安置されています。

過去・現在・未来を表すという三世仏にも、深い意味を感じました。

浄智寺の曇華殿(本堂)

葛原岡ハイキングコースへつなげるのもおすすめ

今回はその後そのまま鎌倉駅方面に歩き始めたのですが、

前回は、この浄智寺の甘露の十井の橋を背にして右側の道を歩き、そのまま「葛が原ハイキングコース」を歩き、源氏山方面へとハイキングしました。

源氏山方面へのこのハイキングコースは道も歩きやすくて、お勧めしたいです!

まとめ|静けさと歴史を感じる北鎌倉・浄智寺

久しぶりに訪れた浄智寺は、やはり静けさと歴史の魅力を感じるお寺でした。
東慶寺に凛とした静けさがあるとすれば、浄智寺には、どこか歩く楽しさや親しみも感じられます。

境内は竹林や杉木立が立ち並び、巨木のコウヤマキ、タチヒガンなどの樹木も多く、緑ゆたかな自然に満たされて、とても心地よいです。

鐘楼門や布袋尊など見どころも多く、歩きながら鎌倉時代に思いを巡らせる時間も、このお寺ならではの楽しみかもしれません。

北鎌倉散策の際には、東慶寺や葛原岡ハイキングコースとあわせて訪れてみるのもおすすめです。

浄智寺は、以前ご紹介した**「鎌倉散策・約1万歩いて7つのお寺を散策」**でも立ち寄ったお寺のひとつです。あわせて読むと、鎌倉散策の流れもよりイメージしやすいかもしれません。

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