2022年12月前半、「昔から一生に一度はお伊勢参り」とも言われる伊勢神宮を訪れました。
なぜかこの旅は、どこをどう歩いたのかといった詳しい行程の記憶が少し曖昧でして・・
それでも今もよく覚えているのは、伊勢神宮を歩いたときの空気や、木々の間から差し込んでいた光。
「ここは天照大御神がお祀りされ、日本人の信仰と深く結びついてきた場所なんだ」と、
そう思うと、ちょっと嬉しいような、ワクワクするような気持ちで歩いていました。
多くの参拝者で賑わっているのに、どこか清々しく、静けさも感じられる場所。
今回は細かな行程を追うのではなく、外宮・内宮を歩いて印象に残った風景や、特に興味深かった「せんぐう館」、そして楽しみにしていた「おかげ横丁」などを振り返ってみたいと思います。
まずは外宮(豊受大神宮)から参拝
火除橋を渡り、表参道へ。
ゆっくりと歩き始めると、まだ参拝は始まったばかりなのに、気持ちのせいでしょうか、すでに空気まで違うような気がしてきます。
伊勢神宮では、まず外宮から参拝しました。
外宮には、天照大御神のお食事を司る神様とされる**豊受大御神(とようけのおおみかみ)**がお祀りされています。
正宮を参拝したあと、多賀宮、土宮、風宮、神楽殿などを巡りました。

大きな木々に囲まれた外宮。境内に入ると空気が変わるように感じました。

緑に囲まれた外宮の境内をゆっくり歩きます。

伊勢神宮外宮の正宮へ。豊受大御神をお祀りしています。
💡 ちょこっと豆知識
伊勢神宮は「外宮」と「内宮」を中心とした125のお宮とお社の総称。
外宮には豊受大御神、内宮には天照大御神がお祀りされています。
式年遷宮について学べる「せんぐう館」
今回の伊勢神宮参拝で、特に興味深かった場所のひとつが**「せんぐう館」**でした。
ここでは伊勢神宮の式年遷宮について、さまざまな展示を通して学ぶことができます。
式年遷宮とは、20年に一度、社殿を新しく建て替え、御装束や神宝なども新しくして、大御神に新宮へお遷りいただく神宮最大のお祭りです。
実際に展示を見ながら知るととても興味深く、日本の歴史や、長い年月をかけて受け継がれてきた伝統について考える時間になりました。
伊勢神宮を訪れたら、ぜひ立ち寄ってほしい場所です。

式年遷宮について学べる「せんぐう館」。今回とても印象に残った場所です。
この日は自宅から車で5時間あまり。
「せんぐう館」もゆっくり見学したこともあり、外宮の参拝を終えたあとは、予約していたホテル「都リゾート奥志摩アクアフォレスト」へ向かいました。
翌朝は内宮(皇大神宮)へ
翌朝は、いよいよ**内宮(皇大神宮)**へ。
内宮には、日本人の総氏神ともされる天照大御神がお祀りされています。
まず目に入ったのが、美しく整えられた神苑。
緑の芝生と松の風景が美しく、思わずここでも写真を撮りました。

美しく手入れされた神苑の松。

松の緑と広々とした芝生が美しい神苑。
五十鈴川の清らかな水に触れる
境内を歩き、五十鈴川へ。
川の水に手を触れてみると、とても冷たくて気持ちがよく、流れる水まで清らかに感じられます。
ここから、いよいよ正宮へ向かいます。

五十鈴川の御手洗場。清らかな水に触れてから参拝へ向かいました。

澄んだ水が流れる五十鈴川。眺めているだけでも清々しい気持ちになります。
木漏れ日の参道を歩いて正宮へ
正宮へ向かって歩いていくと、参道の両側には見上げるほどの大きな木々が続きます。
特に印象に残ったのが、深い緑の合間から差し込んでくる光。
木漏れ日の中を歩いているだけでも気持ちがよく、多くの参拝者が歩いているのに、不思議と静けさを感じます。
正宮へ近づくにつれて、自然と気持ちも引き締まっていくようでした。
この風景は、伊勢神宮を訪れた旅の中でも特に心に残っています。

天照大御神をお祀りする内宮の正宮へ。

木々の間から差し込む光が、とても印象に残りました。

正宮へ向かう参道。光と木々がつくる風景も、伊勢神宮で心に残ったひとつです。

見上げるほどの大木に囲まれた参道。歩いているだけでも心が落ち着きます。
そして、天照大御神がお祀りされている正宮へ。
この時、普段ならお参りというと、健康や平和などを心の中でお願いしているのに、なぜか何も浮かびませんでした。
ただ、ほんわかと光に包まれているような、あたたかい気持ちで手を合わせていた気がします。
参拝のあとは「おかげ横丁」へ
そして午後からは、これまた楽しみにしていたおかげ横丁へ。
わが家は和菓子が大好き。もちろん「あんこ」も大好きです😄
伊勢といえば「赤福」ですが、ほかにも美味しそうな和菓子やお土産がたくさん並んでいます。
ある大きめのお土産物屋さんでは、気がつけば5種類ほど購入して、店員さんに笑われてしまったくらいでした😄

お伊勢参りのお楽しみのひとつ、やっぱり赤福は外せません。

定番の赤福に加えて「白餅黒餅」も。和菓子好きにはたまりません。

白餅と黒餅、それぞれの味わいについて書かれた説明書き。

お土産には醤油餅も。伊勢ではついつい和菓子に目がいってしまいます。

伊勢で買った和菓子いろいろ。気づけばこんなに買っていました😄

伊勢には赤福以外にも気になる和菓子がたくさん。伊勢名物「へんば餅」も見つけました。
こちらのお店では有名なへんぱ餅を買ってきました。

伊勢には赤福以外にも気になる和菓子がたくさん。伊勢名物「へんば餅」も見つけました。
寒い日に飲んだ甘酒が忘れられない
12月の伊勢はやはり寒く、歩いている途中、酒屋さんの前で売られていた甘酒をいただきました。
これが本当に美味しくて!
実はこの時からすっかり甘酒が好きになり、今でもよく買って飲んでいます😄
旅先で何気なく口にしたものが、その後もずっと好きなものになる。
これも旅の面白さかもしれませんね。
この日の宿は「福寿荘」へ
この日の宿は、少し足を延ばして福寿荘へ。
夕食では伊勢海老と松阪牛をいただき、伊勢の旅らしい食事も楽しむことができました。
※宿泊記事を別にする予定がなければ、このくらいで十分です。
伊勢神宮を歩いて感じたこと
今回の旅は、お伊勢参りが一番の目的でした。
細かな行程はすっかり曖昧になってしまいましたが、不思議なことに、境内の大きな木々や木漏れ日、五十鈴川の冷たい水、そしてせんぐう館で知った式年遷宮のことなど、印象に残った場面は今でもよく覚えています。
伊勢神宮は、ただ有名な神社を参拝するというだけではなく、日本の歴史や信仰、長く受け継がれてきた文化に触れられる場所でもありました。
そして、またいつか訪れてみたいと思っています。
次は世界遺産・熊野古道も歩いてみたい
そして伊勢を訪れた今、次に歩いてみたいと思っているのが熊野古道です。
熊野古道と言えば、「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成要素として世界遺産に登録されています。
最近、ちょっと世界遺産にはまっていろいろ勉強してて知りました、今更ですが・・😅
世界遺産について勉強するようになってから、以前よりもますます興味を持つようになりました。
次にこの地域を訪れる機会があれば、景色や空気を楽しみながら、無理のないコースをゆっくり歩いてみたいと思っています。
今度は実際に熊野古道を歩いて、その時はまた旅の記事にしたいと思ってます。

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